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- 34歳/子供2人
約15年前、大学1年生で予想外の妊娠の末、19歳の最終日に長男を出産。20歳の初日から私の授乳が始まりました。体型の変化でまずショックを受けたのは、「丸めたティッシュのようにシワシワにしぼんだおなか」
。体重40kg前後で妊娠し、3400gの立派な赤ん坊を産んだため、生半可なマッサージでは追いつかず、下腹部はすべて妊娠線で覆われてしまったのです
。次に驚いたのは、「バストの巨大化」。産後1週間まったく母乳の出なかったAカップバストが、マッサージを受けた途端、噴水状態になり
、弾頭型の「ロケットおっぱい」に大変身!
私の乳腺を一度で全開させたゴッドハンドの助産師さんいわく「小さい胸の方が乳腺が短くておっぱい出やすいからね~」。
やがて胸はMAXの95センチEカップに! 脇の下から盛りあがった痛々しいほどの青筋胸は、セクシーとは程遠い「母乳製造機」でしたが、卒業まで学業とママ業を両立する中、この胸がちゃんと機能したおかげでどんなにラクできたことか。
母乳育児は、息子とのとっても幸せな時間をくれました。
ところが本当のショックが待ち受けていたのは、約1年半後。断乳してからでした。Eカップが元のAカップに戻ると思いきや、なんと皮膚が縦方向にしぼんで、乳首もシワシワに垂れてしまったのです
。21歳にして私の胸は「脱いだ靴下(レーズンつき)」
のような状態に......
。出産前の3/4カップブラをつけると、乳首だけピョコンとはみ出てしまいます。下着店で相談すると、「これからは寄せて上げては難しいので、上から包むようにつければいいですよ」と、おばさんぽい(21歳の率直な感想)フルカップブラを勧められ、帰り道に泣きました。
もうだれにも見せられない、ましてや人生で今が一番キレイな同世代の友だちと海なんてもってのほか。家族と温泉に行くと、ひそかに他人の体型をチェックしては、ため息をつく日々。もちろん、すべてのブラにパッドを詰め込み、なんとかわからないようにと工夫しましたが、違和感やズレはずっと悩みの種でした。28歳で娘を出産するまで9年間も空いたのは、このショックが大きすぎたことも無縁ではありません。20代は "バスト暗黒時代"でした
。
就職し、金銭面に多少余裕ができると、まず豊胸を考えました。
ニューハーフの知人から「シリコンバッグ豊胸は、何カ月も腕が上げられないほど痛かったわよ~」と聞いていたので、当時「脂肪注入豊胸の実績№1」をうたっていたクリニックへ。ところが私の貧相な体型を見たドクターは一言。「う~ん、あなたの場合、バストに入れられる脂肪を体中からかき集めても、胸に定着するのはスプーン1杯程度だね。それよりこっちのほうが......(とバッグ豊胸の説明スタート)」。
異物を入れる豊胸は絶対にイヤ、でも脂肪を入れても、たったのスプーン1杯分なんて!? 「このバストは一生このままなんだ......」と打ちのめされました。
30代に突入すると代謝が下がったためか全身にお肉がつき始め、バストの「中身」も以前より増えました。が、相変わらずのハの字の袋状。正面から鏡に映すと、乳首とのバランスが「たれぱんだ」そっくりです。2枚の板で胸を挟むマンモグラフィ健診では、私の胸より先に検査技師さんの手が挟まってしまい、抜けなくなるハプニング
。「手の甲より薄い胸」を痛感しました。
そんな私に転機が訪れたのは、33歳の時。仕事の中で、「コンデンスリッチ豊胸」についてザ・クリニックの山川総院長に取材する機会があったのです。
自分の脂肪を空気に触れない方法で濃縮し、健康な脂肪だけを胸に注入するのでリスクが少ないこと、定着率がこれまでの施術に比べて格段にいいこと......。本能が「これだ!」と私に告げました
。
とはいえ比較は欠かせません。仕事柄、さまざまなクリニックのドクターに「おすすめの豊胸術」を取材できましたが、コンデンスリッチ豊胸を超えるメリットは感じられませんでした。さらに気になったのが、ドクターへの信頼度。20年も前に自分が開発した施術をいまだに自慢するドクター、失敗例について聞こうとすると「とにかくうちは症例数一番だから」と話をそらすドクター、「あなたもやっちゃえば? バーンと大きくしてあげるよ
」と軽~く語るドクターもいました。
数カ月の放浪の末、こちらの疑問にどこまでも詳細かつ論理的に応えてくれて、選ぶ言葉に自らの持つ技術への自信がにじみ出ていた山川先生がベスト、という結論に。「効果のないことはしない」と断言した先生の声が忘れられませんでした。
予想はしていたものの、夫は手術に反対しました。彼の言い分は「なんで今さら?結婚して子ども2人もいるんだから、必要ないよ
」。日ごろ私がバストについて話す時は、自虐ネタとして笑いにするしかなく、その奥に根深いコンプレックスがあるとは気づかなかったのでしょう。21歳からずーっと「自分のあるべき胸の形」と「実際の胸」がかけ離れていることに深刻に悩んできたと打ち明けても、「やっぱり心配」と止めます。どうしたら理解してもらえるか...と考え、ハタと気づきました![]()
「もしあなたの下半身が機能しなくなって、『2人も子どもがいるんだから、もういいじゃない』と言われたら、納得できる? 女にとって胸は、男の下半身とおなじぐらい自信を左右するものなんだよ」
この言葉で少しイメージが湧いたのか、話し合いを重ねた結果、夫の同意を得ることができました。
手術の朝、ドキドキしながら目覚めました。
「食事
は6時間以上、飲み物
は2時間以上前から控えてください」と聞いていたので、前日の夜は軽くすませ、朝はお茶のみに。術後3日間は入浴できないので、外出前に入念に体中洗いました。
ゆったりしたワンピースとサンダルで、いざ六本木へ!![]()

問診表に記入後、いよいよ、紙パンツとガウンに着がえます。ソング型の上にショーツ型を着用。出産時を思い出します
。
看護師さんがこれまでの病歴や薬のアレルギーなど詳しく問診して下さった後、「BEFORE写真」を撮影してくれます。いろんなアングルで撮影するので、最初はちょっと恥ずかしいけど、次第に慣れました。
バストも計測。胸がしぼんで以来、バストトップをどこで測ればいいのかわからなかったけれど、どう測っても80cmないことだけは再確認できました![]()
次はいよいよ山川先生のカウンセリングへ。カウンセリング室も間接照明でおしゃれです。まずはコンデンスリッチ豊胸のおさらい。PCや図を見せていただきながら、丁寧に説明してくださいます。「授乳後にしぼんでしまったバストは皮膚に余裕がある状態なので、もともと皮膚の面積が少ない小さなバストの人よりも効果が出やすいんですよ」とのこと。
バストの筋肉の下にも脂肪を注入すると、ハリが出て定着しやすくなるんだそうです。平均2カップ程大きくなる...ということは、AとBの間をさまよっている私は、CかDカップになれるかも。期待大です!![]()
さて、どこから脂肪を吸引するか。これは大問題です。
私の希望は断然「おなか!」。妊娠線だらけの下腹部に、30代になってお肉がついていたので、「おなか→胸の脂肪大移動」がここ数年の夢でした。ところが...
山川先生:「(下腹をつまみながら)ここは妊娠線で皮がたるんでいて、皮下脂肪は見た目より少ない。どちらかといえば内臓脂肪(!)が多い部位で、今ある皮下脂肪を取っても胸に入れられるほどの量にならないし、見た目がシワシワになるだけ。美容的には取らない方がいいですね」
...やっぱり皮がたるんでるのが、ゆるウエストの原因か...
。
でも "施術直後からボンキュッ体型!"があきらめきれず、最後のあがき。
「どうしてもおなかじゃダメなんですか!?」と食い下がってみました。
山川先生:「このウエストに必要なのは、皮膚のたるみ取り。脂肪を取っても効果が薄く、シワシワになるからおすすめしません(キッパリ)」。
玉砕。![]()
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でもここまでデメリットをしっかり説明してもらえれば、納得もいくというもの。結局 1.太もも 2.お尻の下側 3.腰の後ろ側 から取っていただくことになりました。良質な脂肪がしっかりとれる(=たっぷりついている)という部分を先生がマジックでマーキングしてくれます。
もちろん最後に、先生に「胸には、入るだけ、最大限、入れてくださいね
」という念押しをして(笑)、再度マーキング後の写真を取っていただき、施術室へ!
緊張の瞬間ですが、看護師さんたちが笑顔で優しく接してくださるのが救いです。消毒をしてもらいつつ、腕の点滴から麻酔が効いてきて、夢の中へ......![]()
熟睡後のような感覚で、痛みは今のところまったく感じません。先生がすぐ様子を見に来て下さいました。起き上がって真っ先にしたのは、もちろんバストの確認です。ブラを開けて見た瞬間の感想は、「ロケットおっぱいだ!」![]()
そうです、授乳期MAXの、あの迫力のおっぱいが帰ってきたのです! おかえり~!
バストの形には釣鐘型、お椀型などがありますが、私の場合は、もともとの皮膚が弾頭型(?)なのでしょう。腫れてはいますが、自然な形で大満足です。
下半身はがっちり医療用テープとガードルで圧迫固定されているので見えませんが、脂肪を注入した胸の傷は、脇の下に一針ずつ! 実際見るとあまりに小さくてびっくりでした。
しばらく休んだ後、タクシーで乗り換えなしで帰れる駅まで送っていただき、無事帰宅
。固定のせいで足取りはぎこちないものの、おやつにおにぎりを食べるなど、自分でも思った以上に元気です。
1日ぶりの夕食は、夫が私の大好きなネバネバ丼+野菜中心メニューを作ってくれたので、完食しました♪
ところが夕食が終わって立ちあがった時、太もものうしろに異変を感じました。
「濡れてる...?」見てみると、ガードルにうっすら血のような液体が!
痛みは増していないものの、「もしかして、縫ったところから出血したのかも
」とプチパニックになり、クリニックに電話。すると「見てみましょう」と、快く翌日の予約を入れてくださいました。
翌朝、洗面台で洗髪し、体を拭いた後、自分で車を運転して六本木に向かいました。
看護師さんに見ていただくと、「あ、これは部分麻酔をかけたところから、麻酔液が出てきたんですね~。むしろ出たほうがいいんですよ。縫った場所はきれいなので、大丈夫です」と言われ、一安心。汚れたガーゼとガードルを交換していただき、さっぱりしました![]()
帰宅後、「そういえば...」と「施術後の注意」を読み返してみると、ちゃんと「麻酔液が出る場合があります」と書いてあります。慌てて見逃した私にも、快くすぐに対応してくださったスタッフの方々に感謝でした♪
施術前に心配だったことといえば、やっぱり痛みです。
私の場合、施術直後から数日の胸の痛みをたとえるなら「胸が大きくなりかけの思春期に、がんばって腕立て伏せした後の感じ」でした。腕が上げられないほどの激痛ではないのがわかると思います。動きはゆっくりですが、料理などには支障がありません(ガンガン中華鍋を振るレシピは除外)
。ただやはり胸が押されると痛いので、ひんぱんに抱っこが必要な子どもがいると、つらいと思います。
胸よりもむしろ、脂肪吸引部のほうが痛みがありました。特に太ももは、1.座る時・立つ時、2.寝返りを打とうとする時、3.階段を上る時、4.しゃがんだり、ものを拾う時 に痛みを感じました。圧迫のせいでちょっとロボット歩きになりますが、常にズキズキするわけではないので、「そーっと座って、そーっと立つ」
を心掛ければ、日常生活が送れます。私は2日目から仕事に復帰しましたが、階段の上り下りを避けたかったので、移動は車中心にしました
。また「うつぶせ寝を控えたほうが脂肪が定着しやすい」と言われたので、就寝時には仰向けに寝るようにしました。
特につらいのはトイレに座る時です。そこでいろいろ試した末、編みだしたのが「便座にまたがって手でタンクにつかまりつつ、空気椅子」という体勢
。会陰切開の後を思い出しますが、出産に比べればこのぐらいの痛みは何でもありません。
※痛みの感じ方には個人差があります。また施術後数日間は痛みどめの薬を服用します。
私が施術した日は、「今年最高の猛暑
」「熱帯夜の記録更新
」というニュースが連日流れた7月後半。
さらに「美乳になれるかも!
」というホルモンレベルのワクワク感(?)からか生理が数日早く始まってしまい、施術当日に1日目が大当たり。圧迫固定がムレて暑い上に、圧迫に経血がつかないよう処理するのは大変でした。何よりシャワー禁止の施術後3日間は、全身洗えないのがつらい! そこで編みだした解決法は......①ウエストニッパー&ガードルをはずし、その下の圧迫固定やガーゼが濡れないよう、サランラップをきっちり巻く ②髪や首はシャワーで洗い、上半身は薄めたボディソープを伸ばし、絞ったタオルで何回も拭く。足の付け根周辺やひざから下は、圧迫を濡らさないように洗面器に溜めたお湯を替えながらそーっとキレイに洗う。という方法でしのぎました(※クリニック推奨の方法ではありません)。
中3の息子に「見るからに暑そう」と眉をひそめられた圧迫固定。いやーそれよりママは、胸が大きくなったのがうれしいんだけどな。(と内心ツイート。子どもたちには手術の内容はあまり詳しく伝えていませんでしたが、術後は気遣ってくれ、進んでお手伝いをしてくれました)。とはいえ、例年にない暑さの中、汗疹寸前の3日間を乗り切った後の圧迫除去に、達成感を覚えたのは事実です![]()
圧迫をしっかりしたおかげで、太ももの前側はほとんどアザになりませんでした(内出血しやすいお尻の横付近は、多少迷彩柄になりましたが。この後も自分のガードルで圧力をかけると、リンパ液がたまりにくく、内出血や痛みは最小限で済むとのこと。キレイに仕上げたいなら、もうしばらく暑さと戦う必要がありそうです。帰宅後、3日ぶりのシャワーはもちろん超~爽快でした![]()
抜糸まで毎日、傷口の消毒と絆創膏の交換をしてくれたのは夫でした。私の場合は全部で7カ所。手の届きにくい腰の後ろにもあったため、助かりました。交換しながら夫がしきりに感心します。「胸の形がこんなに変わったのに、こんなに小さい穴だけでホントに済んだの? 信じられない...」
そして施術から1週間、抜糸の日を迎えました。看護師さんに糸を抜いてもらうと、ポチッという赤みだけに
。これなら、キレイに消えそうです。今日からは絆創膏ナシでお風呂に入ってOKとのこと
。
山川先生の診察で、「経過は順調です。バストも若々しくなりましたね」と言われた時は、施術してくださったご本人に「そうでしょ~」と自慢しそうになりました。ただ、1カ月後は今よりややサイズダウンするとのこと。できるだけキープできるよう、優しく扱いたいと思います。
抜糸の後は、アフターケアです。高周波の電気による熱を皮下脂肪に送り、リンパの流れや血流を活発化させるというサーマルシェイプ。通常は運動で取り切れない脂肪の燃焼や、セルライトの改善を目的としたものですが、脂肪吸引後の仕上がりにも有効だそうです。コンデンスリッチ豊胸の施術後には必ず1回ついていますが、たまったポイントで数回のコースも組めるとか。
まずオイルを塗り、看護師さんが器具の先でクルクル
すると、太もも裏側の痛みが段々ほぐれていくのがわかり、温泉につかったようなあったかさに
。ホーッとため息をつきたくなるほど快感です![]()
驚いたのはこの後です。この日まで太ももからお尻にかけて痛みがあり、走ったりジャンプするのを避けていました。しかし駅までの帰り道に、その痛みがかーなーり楽になっているのを実感♪ ためしにジャンプしてみると! ...胸が揺れる感覚がわかる...![]()
しかも「ブラブラ」ではなく、これまでにない「プリンプリン」という鎖骨の下から弾力を感じる揺れ方! 「完全に痛みがなくなったら、全力でスキップすること」を心に誓いました
。
「1カ月後まで残った脂肪は、バストに定着していると判断していいでしょう」
施術前、先生にそう聞いていたので、1カ月間はバストに「減るな減るな~」と念を送る日々でした。胸がしぼむ夢にうなされ、"うっかりうつぶせ寝"に気づくと、「あ"~ッ」と起きて慌てて胸をチェック! そんなナーバスな毎日も、今日でおしまい。1カ月目の診察の日がやってきました。
鏡に映る胸は明らかに以前とは別モノですが、BEFORE/AFTER写真を比較するまでは「客観的にどれぐらい変わったんだろう...」と不安でした。
AFTER写真の撮影後、さっそく看護師さんに「見せてください」と交渉。見比べた瞬間「うわ~
違う!」と驚きました。特に横のアングルだと、バストのハリがよくわかります。心なしか、無意識に猫背まで改善された気も
。計測ではトップが6cmUPしていました。形の面でも、確実に"自分史上最高の美乳"です。

先生の診察の際、「『どこに出しても恥ずかしくない胸』になれました。うれしいです!」と伝えました。脂肪吸引した部分も、計4回受けたアフターケアのおかげか、痛みが早く引いていき、触感も自然に回復できています。こちらの完成はあと2カ月後だそうで、楽しみです。
「私はこの胸とずっと生きていけるんだ」。この喜びには、子どもに捧げたバストが15年ぶりに自分の手に戻って来たような感動があります。袋状の胸が自分の脂肪だけでここまで再生できるなんて、2010年まで手術を焦らず、本当に良かった
。一人の女性として自信を取り戻したいと願う授乳後バストの"同志"たち、そして産後の体型の変化に不安を感じているプレママたちにも、「たっぷり母乳をあげた後は、コンデンスリッチ豊胸があるから大丈夫!
」と、迷わず伝えられます。




























































































